読み 秋風に たなびく雲の絶え間より もれ出ずる 月の影の さやけさ
鑑賞 秋風に吹かれて、たなびいている雲の切れ目から、漏れて射し出てくる月の光の、なんとさやかなことよ、というのである。このような情景はなにも特別なものでもないようだが、そこから受ける感銘は誰の胸をもうつ、天地に充ちあふれる秋風によって雲がなびき、その絶え間から月光がさす、という捉え方によって結句の「さやけさ」が生きてくる。  書光誌より

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